2021
9
May

記事-京都旅裏技

京都観光のコツ

京都は、地図上で見るとこじんまりしたイメージがありますよね。

京都の都の碁盤の目のエリアは東西約5キロ南北約7キロと意外と広大なエリアなんですよね。
京都の主要観光地は「碁盤の目」の中だけではなく、むしろその外の方が多いのが事実です。
金閣寺・龍安寺・銀閣寺・嵐山、これらすべて碁盤の目の外で、三千院のある大原や、平等院のある宇治を含めるとさらに広大なエリアなんですよね。

京都の玄関口のJR京都駅からから観光地や名所までは結構、距離があるんですよ。
この広大なエリアを効率よく回る為には、エリア交通手段がポイントになりますね。

主要観光地と所要時間

  • 四条河原町 地下鉄+阪急で約20分
  • 金閣寺   JR+バスで約40分
  • 銀閣寺   地下鉄+バスで約50分
  • 清水寺   バスで約30分
  • 二条城   地下鉄で約25分
  • 天龍寺   JR+徒歩で約30分

エリアごとに攻めるのが良い

  • 京都駅周辺エリア 西本願寺・東本願寺・東寺・京都水族館・京都鉄道博物館
  • 市内中心部エリア 二条城・京都御苑・四条河原町
  • 金閣寺周辺エリア 金閣寺・龍安寺・仁和寺
  • 銀閣寺周辺エリア 銀閣寺・南禅寺・平安神宮
  • 清水寺周辺エリア 清水寺・八坂神社・祇園
  • 嵐山エリア    天龍寺・大覚寺・野宮神社・渡月橋

移動手段

  • バス   京都観光のメイン。多くの路線が走っており、一日乗車券などもあり。ネックは渋滞。
  • 徒歩   もっとも有効な手段
  • 電車   東京や大阪に比べると本数は少ない。バスや徒歩などとの複合が前提。
  • タクシー 高コストだが、お目当ての観光地までたどり着ける。同じくネックは渋滞。
  • マイカー フットワークは軽いが、駐車場探しで困ることも。
  • 自転車  レンタルサイクルなどもあり、エリア内の散策には強さを発揮。敵は京都の暑さ寒さとアップダウン。

京都市内を走る鉄道

  • JR 京都線(東海道本線)・嵯峨野線(山陰本線)・奈良線
  • 京都市営地下鉄 烏丸線・東西線
  • 阪急 京都線・嵐山線
  • 近鉄 奈良線
  • 京阪 京阪本線・京津線
  • 京福(嵐電) 嵐山線・北野線
  • 叡山電鉄 叡山本線・鞍馬線

JR嵯峨野線(山陰本線)

JR嵯峨野線は京都を起点とする山陰本線の一部で、京都駅から南丹市の園部駅までの区間が「嵯峨野線」と呼ばれています。京都駅と嵐山・嵯峨野方面を結んでおり、京都駅から直通でこの方面へ行くことができるのはこの路線のみです。沿線には二条城、京都市西部のバスターミナル的存在の「円町」、妙心寺、「太秦」などがあります。
嵯峨嵐山駅は嵯峨野観光鉄道の「トロッコ列車」の始発駅である「トロッコ嵯峨駅」に隣接しており、また「保津川下り」は、さらに先の亀岡駅下車にて乗ることができます。
地下鉄や阪急線に比べると本数は少ないため注意が必要ですが、嵐山方面の観光には必須の路線です。

京都市営地下鉄 烏丸線・東西線

京都市内を南北に走る、京都の大動脈です。
京都駅を中心に主に烏丸通の地下を走り、北は岩倉方面・南は伏見方面を結びます。沿線には、京都御苑東本願寺などの観光地があり、地下鉄東西線・阪急線との乗換えや近鉄奈良線への乗り入れもあり、各駅からのバス路線も充実しているためまさに京都観光では必須の路線ですね。
地下鉄を利用して金閣寺・銀閣寺などに行く場合は地下鉄烏丸線からバスに乗り換えるのがよいでしょうね。

京都の東西を貫く市営地下鉄東西線。
烏丸線とは「烏丸御池駅」で乗換え可能で、西は右京区、東は山科区を結びます。沿線には世界遺産の「二条城」などがあり、JR嵯峨野線・JR東海道線・JR奈良線・京福電鉄・京阪線などとの乗換えが可能です。

阪急京都線

京都の東西のメインストリートの四条通の地下を走ります。
京都の中心街四条河原町を起点に、四条烏丸・四条大宮・西院と京都の企業・商店などが集中する地域を経由して大阪方面を結び、桂駅では嵐山方面への支線に乗り換えることができますね。
四条河原町からの観光には抜群のアクセスをほこり、京福電鉄嵐山線や、地下鉄烏丸線との乗換えが可能です。

京福電鉄嵐山線・北野線

「嵐電」の愛称で親しまれる京福電鉄ですね。一部区間は路面電車となっており、京都の風景では名物的存在ですね。
嵐山線は阪急線・四条大宮から乗換え可能で嵐山方面を結び、北野線は帷子ノ辻駅と北野白梅町駅を結びます。
沿線には嵐山をはじめ、太秦映画村鹿王院北野天満宮等持院仁和寺など京都市西部の観光名所がたくさんありますね。
この鉄道は、観光地を巡るだけでなく沿線の独特の風景はもはや乗ること自体が観光で、桜の季節には「桜のトンネルライトアップ」、夏には「嵐電妖怪電車」などのイベントも行われており、移動そのものが観光になりますね。

京都のバス重要路線5つ

バスだけで観光地を回ろうとするのはおすすめできないですね。
京都市内は道路が狭く渋滞が発生しやすく、なかなか時間通りにバスが来ないです。
バス待ちとバスの移動だけで、貴重な時間を費やしてしまうこともあります。
京都駅からJR線・地下鉄などを乗り継いで観光地に向かい、バスを併用することをおすすめします。

  • 四条河原町方面 4号/17号系統
  • 清水寺方面   100号系統
  • 金閣寺方面   204号/205系統
  • 東西を横断   93号系統
  • 銀閣寺方面   102号系統

四条河原町方面(4号/17号系統)

京都駅から京都の中心街、四条河原町に向かう路線ですね。

清水寺方面(100号系統)

京都で人気観光地の清水寺。
最寄り駅は京阪線の清水五条駅で京都駅から電車で行く場合は、かなり不便ですね。
徒歩でも約4キロあるので、バスが良いと思います。
途中に、京都国立博物館三十三間堂といった名所もあるため、東山方面の観光には便利ですね。

金閣寺方面(204号/205系統)

京都駅から金閣寺方面に向かう場合には、京都駅でJR嵯峨野線に乗り換え、円町駅からバスを利用しますね。
この路線は、北野天満宮のある「北野白梅町」や桜の名所、平野神社もあります。
また、円町駅にあるバス停「西ノ京円町」は金閣寺方面だけでなく、市内中央方面、嵐山嵯峨野方面、西院方面とバス路線が数多く走っており、京都市西部のバス路線のターミナル的存在。
金閣寺方面と嵐山嵯峨野方面をバスで往来する場合には、必ず通るバス停です。

東西を横断(93号系統)

京都を東西に横断する交通は、電車では市営地下鉄東西線や阪急京都線があります。
しかし地下鉄東西線は御池通、阪急線は四条通と市内中心部を横断しており、市内北部を横断するのには不向き。
そこでおすすめなのが、この路線ですね。
やや北寄りの丸太町通を通っており、西は大覚寺のある嵐山・嵯峨野エリア、東は銀閣寺エリアと東西の人気エリアを結んでいます。

銀閣寺方面(102号系統)

京都駅から銀閣寺方面に向かう場合は、市営地下鉄に乗り換え、烏丸今出川駅からこの路線を利用しますね。
また、この路線は金閣寺銀閣寺を結んでいるため、両方一日で回りたい場合にはおすすめですね。

まとめ

鉄道は、嵐電に代表されるように、京都の鉄道は単なる移動手段としてだけでなく、乗車や沿線風景を楽しむことができるのも魅力の一つです。

バスは京都駅を起点とした交通について述べましたが、京阪線、阪急線、京福線を利用した場合にはさらに多くのパターンが考えられますので、十分に下調べをして効率の良い観光地巡りをしましょう。

 

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